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「米山酒店」の挑戦の第1歩は、「KLCぷちショップ」という、お酒・お米のディスカウントショップチェーンに参加したこと。
「チェーン店というと、フランチャイズのイメージで大変という先入観があったのですが、それほど負担感もなく、束縛もなく自由な商売も可能なシステムに、これならイケルという気持ちで、参加を決めました。」
従来の商売を続けてきた先代やご家族からの反対は、なかったといいます。むしろ、頑張る2代目を縁の下の力持ちとして支える側にまわってくれました。
「ぷちショップのいいところは、町の小さな酒屋さんたちの団結、情報交換です。」
1店だけでは弱くても、加盟店(全国約900店)が団結することによって「共同仕入れ」や「オリジナルブランド」開発によるコストダウンがはかれます。
さらに、店のレイアウト、売れ筋商品、どんなPOPが良いか、などなど、店主さん同士のメールによる情報交換も活発で、大いに参考になっているといいます。
「今まで勘に頼っていた経営が、データに裏打ちされたものに変わりました。いい情報があれば、すぐ実行にうつします。棚の陳列もまめに変えて、お客様によりお買い物していただきやすい店作りをこころがけています。」
お客様も、従来のご近所の方たちに加え、料飲店など、業務用の注文も増えたと言います。
以前より忙しくなったけれど、工夫して頑張った分、ちゃんと結果が出てくる今がとても張り合いがあると語る2代目。
ディスカウントショップに転進、といっても大手のディスカウントショップと同じになってしまっては今まで培ってきた店の心意気が許しません。
「うちは、家族だけで営業している小さな店です。その分、人件費もかからずお客様に安く商品を提供できます。また、従来からのお客様とのふれ合いを大切に、お年寄りやお子様連れのお客様にも、気配りを心がけ気持ちのいいお買い物をしていただけるよう家族一堂頑張っています。」
取材の合間にも、お客様からのちょっとした質問に気さくに応じるアットホームな会話が。
また、お買い上げの商品を車まで運ぶというきめ細かい気配りが見られました。
新しい業態を取り入れつつ「地域に密着し、顧客を大切にした商い」
この心意気が成功の秘訣ですね!
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