西東京ショッピング情報「今月のスポットライト」 第48回

★ うなぎ さ和野(さわの) ★

夏が近付いてきました。蒸し暑さに激しく消耗するこの季節、時にはしっかりしたものを食べて、お腹の底から元気を出しませんか?この季節、元気が出るものと言えば土用の丑の日、うなぎです。今回は、ひばりが丘と田無の中間にあるうなぎ屋さんを紹介します。

■バスを降りたらすぐそばに

西武バス「谷戸住宅」バス停を降り、左右を少し見渡すと、通りに面した並びに今回紹介するお店「うなぎ さ和野」があります。

さ和野は30年前にひばりが丘からはじまり、緑町を経て谷戸に23年の間お店を構えていましたが、昨年に当時のお店(谷戸町1-23-6)から少し南にある現在の場所に移り、うなぎのお店を続けてきました。

お店の名前はご主人の澤野さんの苗字から、見た目にやわらかい感じを出すために前半部分を変えてお店の名前としています。和という漢字を使ったのは、お客さんとの和、人と人との和を大切にしていきたい、というところから付けられたそうです。

地元、谷戸商店街のお店とも積極的におつき合いしていくことで仲間を得て、地域の人たちが何かのときに使ってくれるようなお店にすることが大事だと、おかみさんの 良子さんは話してくれました。

お店の扉をくぐると、店内はタレをくぐったうなぎが強い火力で焼きあげられていく、あの香ばしい香りが漂っています。

店内には四人がけの椅子席が2つと、掘りごたつ式で6人座れるお座敷が3つありますが、週末や休日などには近隣だけでなく、遠方から来るお客さんたちでいつも満席になってしまいます。

それに加えて週末は出前や仕出しのお弁当つくりでも大忙しだとか。そのため、さ和野では平日は席の予約を受けていますが、週末・休日は先ざきまで予約で一杯ということにならないよう、予約を取らず直接来店してもらうようにしています。それでもラストオーダー時刻の前にうなぎが出切ってしまうこともありますので、早めの来店がおすすめだそうです。

この日もお店を訪ねたのは平日の午後2時近くだったのですが、店内はお座敷で会食しているグループや、少し遅めのお昼ご飯を食べている人たちで賑わっていました。私も、早速うな重を注文して、いただきました。


バス停を降りてすぐの場所


お店のおかみさん、澤野良子さん



夜は足元を照らしてくれる
灯りになります


店内は椅子席とお座敷
わかれています

焼いて、蒸して、また焼いて


板場の中では蒸す、焼く作業をしています


白焼きにしたうなぎを蒸す蒸篭


繰り返しタレをつけて焼かれます



うな重(上)\1,890円


きれいな照りがでています


箸の先から
表面のぱりっとした感触と
内側のふわっとした感触が伝わります
 

ここで注文したのは、うな重の上。待っている間に、割いたうなぎを焼いたり蒸したりする板場も取材ができました。さ和野は活きたうなぎを割く(さく)割き場が隣接しているので、さばいたうなぎをすぐここで調理することができます。

さ和野で出すうなぎは、毎日信頼のおける長い付き合いの業者が仕入れてきたうなぎを当日出る分だけ割いて、出していきます。その日その日のお客さんの流れをみて割いていくので、職人さんは一日中割き場から手が離せないそうです。

板場の中でも特に目をひいたのは、中華街でも見かけるような大きな蒸篭(蒸し器)と、その横に並んでいる自家製のタレが入っているカメです。

捌いたうなぎは白焼き(何もつけないで素焼きにされた状態)にされてから、この大きな蒸篭でうなぎの余分な油を落とすために蒸しあげられていきます。白焼きのまま食べたい、という方もメニューにそろっていますのでご心配なく。

蒸されたうなぎは、すぐ横でタレをつけながら焼き上げられていきます。うなぎとタレが合わさって焼けるうなぎ屋特有のあの香りがたち、食べる前から期待感が高まってきます。

タレにつけて焼き、またつけては焼き……と繰り返されること数回、きれいな照りが出てうなぎが焼き上げられました。お重に盛ったご飯にもタレをさっとまわし、その上にうなぎを乗せて仕上げをして完成です。

運ばれてくるうな重には、他に肝吸いと箸休めのお新香、それに小鉢と季節の果物が添えられています。これは、お店に来てくれたお客さんをもてなそうということから始めたそうです。

この日はマグロの切り身と、食べやすいよう包丁の入れられたオレンジが付いてきました。中身はその日の仕込などで変わるので、運ばれてきてのお楽しみになります。

早速、お重のふたをあけて卓上に用意されている山椒をぱらぱらと振りかけて、うなぎに箸を入れると、うなぎの表面で一瞬軽い抵抗があり、身の部分をスッと抜け、皮のところで弾力を感じながらも、難なく箸で切れます。ご飯と一緒に口に運ぶと、パリッと焼き上げられた身の部分と、その中のふわっとしていながらジューシーな食感、さらに皮の部分の弾力感とが一口ごとに感じられました。

噛みしめると、食感を残しながらも文字通り口の中でうなぎがとろけて、くどさの無いうなぎの脂の甘みと少し焦げ目が付いて香ばしさが出た身の旨み、そこにお米の甘みと主張しすぎないけれど存在感のしっかりした塩辛さのタレ、薬味の山椒が口内で渾然一体となり、のみこんだ後も喉から鼻にすっと香りが抜けていきます。

■丁寧に作ることで、いつまでも美味しいものを

うな重と一緒についてくる肝吸いも、また美味しいものでした。澄んだ味のつゆの中には立派な肝が入っていて、いい出汁をだしています。肝の味は苦みが全くと言っていいほどなく、濃厚な旨みだけが残っています。

苦みがない理由を聞くと、苦みの元となるところは汁を濁らせる原因にもなるので、予めその部分をつぶして苦みが出ないようにしてつくっているためだそうです。

肝焼きのときは苦みの部分もつぶさないで、苦みと旨みのハーモニーを楽しめるようにしているとのお話でした。同じ素材でも、料理にあわせて下ごしらえをしっかりすることで違った味わいを引き出しています。

うなぎを食べた後の濃い口の中を肝吸いで軽くして、フルーツでさっぱりと。あっという間に全て食べ終わってしまいました。

そのために、料理をひきたてる調味料にも力が入っています。うなぎのたれはもちろん、天つゆや丼のつゆ、さらに土佐酢やポン酢も自家製のものを使っています。

その日の天気や気温によって若干配分が異なり、その日の舌にあわせた味付けになっています。丁寧な仕事をすることで、お客さんの舌を飽きさせず、「また来よう。」という気分にしてくれます。

このほか、さ和野では仕出しのお弁当類も予約で頼むことができます。法事など、大勢が集まる席でも場に合わせた料理を用意してくれます。

仕出し弁当にもうなぎが付きますが、これが意外に冷めてしまってもおいしくいただけると好評だそうです。「しっかりと蒸しをしてから焼いてあるから、冷めてしまっても食感がはっきりしているのだと思う。」と澤野さんは語ってくれました。

これから体力の消耗が激しくなり、強い日差しや汗などで肌も荒れやすい季節になります。うなぎはスタミナ回復に効くビタミンだけでなく、お肌の調子を整えるコラーゲンもたっぷりと含まれています。

7月後半の土用の丑の日(2007年は7月30日)だけではなく、ちょっと気合を入れたいとき、皆で集まっておいしいものを食べたいときなどに、さ和野でおいしいうなぎを食べて元気をつけていきましょう!


うなぎに欠かせない粉山椒


大きな肝の入った肝吸い


法事などの仕出し弁当も頼めます


仕出し弁当は\3,000〜\5,000
どのお弁当にもうなぎが付きます


写真の松花堂弁当や、
幕の内弁当もお願いできます

♪「うなぎ さ和野」さんからプレゼントのお知らせです♪

抽選で5名様に「うな重 中」を一杯プレゼントします!どしどしご応募ください!賞品の応募はこちらから。スポットライトを読んだ感想を添えて ご応募ください(応募は締め切りました)。

※なお、ご応募は、プレゼントを「さ和野」さんまで受け取りにいける方に限らせていただきます。当選者の方には、地域ポータルサイト推進協会からご連絡を差し上げます。商品の引渡し期間は2007年11月30日までとなります。



★うなぎ さ和野★

 
【住 所】 西東京市谷戸町1-2-3
【TEL】 042-421-6300
【営業時間】 11:00〜15:00
17:00〜21:00
ラストオーダー
20:30
【定休日】 毎週木曜日
【アクセス】 西武バス
ひばりが丘・田無・三鷹・武蔵境行き谷戸経由バス停
「谷戸住宅」降りてすぐ
   


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written by KOMO


いかがでしたでしょうか?

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尚、ご連絡戴いたお店、全てを掲載することはできませんので、あらかじめご了承ください。

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