★西東京ショッピング情報「今月のスポットライト」 第33回★

■日用品・荒物・雑貨・神仏具 かさや商店■


移り変わって行く世の中で、変わっていくものと変わらないものがありますが、ほぼ1世紀、田無の移り変わりを見つめて来たお店を紹介します。変わらないものを大切にしつつ、変わっていこうとしているお店です。

 
最後に「かさや商店」さんから、プレゼントがあります。

田無で一世紀

田無駅北口、青梅街道沿いに並ぶお店の一つが「かさや商店」です。駅を降り青梅街道へ出たら、渡らずに右方向へ。店先には、日用品に加え、季節の雑貨が並んでいます。

創業は明治42年(1910年)。もうすぐ、1世紀になります。創業当初は、店名のとおり、番傘の製造と販売をする傘屋さんだったそうです。その後時代の流れと共に扱う品物が増えていきました。

かつて、この青梅街道沿いで、晦日市(みそかいち)が行われていました。商店の前には露店が並びお正月用品を中心に日常に必要なものはなんでも売っていたそうです。この日は、買い物に来た人達で賑わい、一般のお店も繁盛したそうです。

今は晦日市は無くなっていますが、晦日市で売っていた商品を、お店にも置くようになり、現在では日用品・荒物・雑貨・神仏具を扱うようになりました。

2代目の頃のかさや商店
歴史を感じます

青梅街道に面したお店です。

店先には、お盆用品が並んでいました

この機械で合鍵を作ります。
何でもあります
小榑(こぐれ)さんは三代目の店長。15年程前にお店を受け継ぎました。
ほうきやねずみ捕りは良く売れるそうです。
日用雑貨はもちろん、大きなたらいもありました。
珍しい竹製のおろし器とカルメラ焼きの道具
店内を見渡すと、普段見慣れたものから、「これは何に使うんだろう?」という不思議なものまで、本当に色々なものがありました。

店長の小榑さんに、お店をやっていく上で心掛けている点を聞いてみました。

「お客さんに聞かれて『無い』という事がないように在庫を切らさないことかな。一回無いって言ったら、次から来なくなっちゃうからね」

以前、買い物に来たお客さんに「やっぱり、ここにあると思った」と言われたそうです。よく話を聞いてみると「かさや商店」さんに来る前に、スーパーなど数軒のお店を見て回っていたそうです。でも、どこにも売ってなくて最後に「かさや商店」さんに来たらあったというわけです。

接客については「それほど気は遣わない」と言う小榑さん。確かに、言葉遣いは決して丁寧ではないのですが、どこか親しみがあるのです。

こうした、個人経営のお店だと、丁寧だけどマニュアル通りの型にはまった受け答えより、人間味溢れる受け答えの方が合っているのかもしれません。

取材中、お客さんがデッキブラシを買いに来ましたが、お客さんに「ナイロンがいい?棕櫚(シュロ)がいい?」と尋ねると「棕櫚の方を」という答えに、さっと取りに行きました。

これは、小榑さんがお店の中をしっかり把握しているからできる対応でしょう。大型店などでは、尋ねても「少々お待ちください」といわれ担当者が来るまで待たされることもありますが、「かさや商店」ではそういったことは無いと思います。

地域の四季を支える

「かさや商店」さんの扱う商品の中で、「際物」と呼ばれるものがあります。「際物」とは、必要な時期の間際だけ売り出す品物のこと。例えば、お正月の門松などです。

取材時は、ちょうどお盆の時期ということで、提灯やオガラ(なすやきゅうりに挿して足にし馬や牛に見立てるもの)など、ご先祖様をお迎えするのに必要なものが並んでいました。

四季折々で行われる行事には欠かせない「際物」ですが、アパートやマンション住まいの若い世代だけの家庭が増え需要が少なくなってきました。

それでも西東京市周辺では、まだまだ古い家も多く、また「際物」も物によっては、なかなか手に入らないものがあるため、わざわざ近隣の市から買いに来るお客さんもいるそうです。

例えば、御神酒口(おみきのくち)。これは、お正月に神棚に飾るもので、職人さんが一つ一つ手作りで作っています。地域や家庭によって形が違い、西東京周辺の地域でもそれぞれの家で独特の形があるそうです。

現在では職人さんが減り、扱っているお店も限られています。扱う店が減っていく中、「かさや商店」さんは「扱う店が減っているから、買いにくるお客さんがいる限り、うちが扱っていかないと」と言います。

こうした「際物」のような商品、しかも地域と密接に関係のある商品は、「かさや商店」さんのような歴史あるお店だからこそ、扱えるものだと思います。

御神酒の口にもいろいろあります
かさや商店で扱う「際物」の一部を紹介
1月

2月

「初午」の幟旗、キツネの絵馬
3月
「彼岸」のお線香などお墓参り用品
4月

5月

「節供」の柏の葉っぱ
6月

8月

「盆」の提灯、オガラ(写真は提灯)
9月 「彼岸」のお線香、お墓参り用品
10月

11月

「荒神」の絵馬
12月
「正月」の注連縄、神棚、門松、御神酒口(写真は御神酒口)
変わらぬものと変わっていくもの

昔なつかしい商品も扱っている「かさや商店」さんですが、お店には、パソコンがおいてあります。商品のPOP(値札)を作ったり、インターネットで情報を集めたりするのに使っているそうです。また、西東京ショッピング情報にあるホームページの管理もしています。

これからは、ネットも視野に入れて、商売をしていきたいと言う小榑さん。いずれはインターネット上にもお店を持ちたい、と勉強中です。西東京ショッピング情報のホームページでも、動く画像を作るなど、いろいろ工夫しています。

先ほどの際物など「かさや商店」さんで扱っている商品の中には、他ではなかなか手に入らないものがあります。そういった商品を、インターネットで販売すれば、もっと多くのお客さんに喜んでもらえるかもしれませんね。

日本の昔からの伝統を支えながら、未来の日本にもしっかり対応しようとしている「かさや商店」さん。新旧の日本を見つめています。

店内にあるパソコン

自作のPOP

こちらの動くロゴも小榑さんが作りました
「かさや商店」からプレゼントのお知らせ
今回のスポットライトを見ていただいた方の中から抽選で3名様に「ガラス蓋付き浅型鍋24cm(200V熱源対応)」をプレゼントします。
応募はこちらから
応募期間は2004年8月9日(月)〜9月12日(日)まで
応募は締め切りました。
 
なお、ご応募は、プレゼントを「かさや商店」さんまで受け取りにいける方に限らせていただきます。
当選者の方には、商品受け取りの前に地域ポータルサイト推進協会からご連絡を差し上げます。
商品の引渡し期間は9月末までとなります。
■「かさや商店」
【 住所 】
  西東京市田無町2-12-13
【 TEL・FAX 】
  0424-61-2215

【 営業時間 】

  午前9時〜午後7時
【 休日 】
  水曜日
【 アクセス 】
  西武新宿線田無駅北口下車徒歩3分

■「かさや商店」さんのホームページはこちらからどうぞ!

「かさや商店」さんのホームページ

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written by koguma


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